【グルメ】ミシュラン一つ星の「Japanese Soba Noodles 蔦」を所要時間45分で食べてきた話

はじめに:

もはや説明不要と思われる、ミシュランの★を世界で初めて獲得したラーメン屋「Japanese Soba Noodles 蔦」にいってきました。

こちらのお店、もはや朝6時に整理券が売り切れるとか、そんな噂をブログで見聞きし、その人気っぷりについつい足を運ぶのを避けていたのですが・・今回満を持して訪問してきました。

 

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いきなり行列に並ばず、整理券を取りに行くシステム

こちらのお店は、整理券システムを採用しています。
色々事前に調べていましたが、こちらのブログに非常に詳しく記載されているので、システムを知らない人はこちらで勉強していくといいと思います。
f:id:watanabecook:20160509130643j:image巣鴨駅の南口を出て、わずか1~2分でお店まで到着です。
f:id:watanabecook:20160509130639j:imageこんな整理券システムが記載されています。
f:id:watanabecook:20160509130640j:imageご挨拶。
 
さて、私はこの日は朝の9:30にお店に到着しました。外には誰もいなかったので、店内の扉を開けて、店員さんに声をかけます。
 
 以前は、朝の6時や7時に整理券が配り終わってしまうということで、今回も整理券がなくなっていないか恐れていましたが、昨今では平日はそこまでの行列ではないようです。(私は5月の平日、火曜日に伺いました。)
 
9:30にお店に到着した時点で、12時以降であればどこの時間帯でも選べるようでした。私は13時の回の整理券でお願いしました。その場で預り金として1000円をお渡しします。
 
 
で、いったん帰宅します・・・。この時間ロスさえなければなあ(;´・ω・)  
 

お店に再訪

 さて、もう一度お店にいきます。13時ちょうどに到着したら、外に25人待ちの状態でした。ちなみに行列の中身は6割ほど外国の方でした。なんだか多国籍。ミシュランのグローバルっぷりを感じます。
 
 なんだかこの日はそこまで整理券が購入されなかったからか、整理券の配布をやめ、整理券を持っていない人でも並んでもらうようにしている、とのことでした。
やっぱり整理券システムって負担があるから、そこまで支持されないですよね・・。
 店主の方も、整理券システム辞めたいって言ってるみたいだし、何とかならないのでしょうかね。余談ですが、リクルートが作っているような、こういう順番待ちを解消するようなシステムとかで、もっと簡単に順番待ちができるとウレシイんですけどねー。

 

 

 さて、行列に並んでいると、13:10頃にお店の方が出てきて、整理券をお持ちの方は先にお通しします、とアナウンスがあったため、誇らしげにかざして入店(大人げない

結果的に、すぐに案内されました。行列待ち時間は10分ほど。

 

店内に入店して、食券を購入します。

せっかくなので、特製ラーメンと肉飯を注文しました。がっつり。店内には3人だけ待ち客がいましたが、店内に入ってからは5分も待たずにすんなりと着席。しかし、店内もほとんど外国のお客様。店員さんが英語や中国語を交えて接客しているのが斬新。

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f:id:watanabecook:20160516005737j:imageカウンター席に座ります。もっと通ってつけそばも食べたいなあ。f:id:watanabecook:20160516005730j:image店内に、天草大王とか青森シャモロックのポスターとかたくさん貼ってありました。
店主のブログにもありますが、

なぜ食材に逢いに行くのか|生涯ラーメン一本勝負

最近、食材を交渉するにあたり直接生産者さんの元へ向かうようにしてます。

理由は海外プロデュースの食材の規制もあるため、出来る限り把握すること。
そうしなければ生産者さんにもし迷惑を掛けた時、知りませんでしたじゃ許されない。

もう一つは、直接お客さんの口に入るもの。
安心安全なものを作るためには、直接触れ生産者さんの声を生で聞くこと。

そこだけで、今までよりも味作りに想い入れも強くなる。 

 ラーメン作りにこれだけの熱量を注がれている姿勢。素晴らしいですよね。ちなみに海外プロデュースの食材の規制、というところについて。

http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/fruits/f_yusyutu/pdf/zannou_tuti.pdf

農林水産省のホームページに記載があったりしますが、海外では日本と異なる農薬基準を設けているので、これに引っかかると海外に輸出できなかったりするので、そういったことを指しているのでしょう。海外進出には面倒ごとが多そうです。

肉飯到着

さて、なんてことを思っていると、肉飯到着。f:id:watanabecook:20160516005723j:imageおお・・・低温調理のチャーシューが惜しみもなく盛られている・・。ガーリックチップがまた味の濃厚さに拍車をかけています。f:id:watanabecook:20160516005715j:imageこのビジュアル。君がメインビジュアルでいい。いい焼肉屋のようだ。これは美味い・・!早い時間にいかないとないこともあるみたいですので、食べたい人は早くいきましょう(月並み
 

特製ラーメンが到着

f:id:watanabecook:20160516005707j:imageこれがミシュラン(震え
左上のチャーシューの上にのっているのは、トリュフオイルとトリュフソースですね。
 
スープは・・・もう滋味深い。なんだろうか、トリュフオイルみたいな特徴的な香りと味をまとわせているのに、それを飛び越えて伝わるスープの旨み。以前むぎとオリーブのお店にいったときにも書きましたが、

 動物系の出汁と魚介系の出汁をバランスとって提供するのって、ひとつのラーメンの完成形だと思うんだよなあ。これを超えるスープのパターンって、なかなか出てこないのではないでしょうか。もちろん二郎の暴力的な豚スープが好き、とか鶏白湯が好きとか好みはあると思いますが、科学的なバランスとしてこれがいちばん美味い組み合わせじゃないかしらと。
ただ、蔦のスープはそれらのバランスを最高に高いレベルで積み上げているので、それはそれはもう美味しい。全部飲むことが一口目で決まるレベル。
f:id:watanabecook:20160516005659j:image麺は自家製麺。さいきんよくある低加水麺。全粒粉を使用しているということで、麺につぶつぶが見えますね。単なる栄養満点のために全粒粉にしている、とかではなく、ここの全粒粉麺は、スープのおいしさに負けない小麦の粗っぽい味わいを引き出しているようで、旨み溢れるスープとマッチしてめちゃむちゃ美味しいそれです。。f:id:watanabecook:20160516005651j:image低温調理チャーシュー。肩ロースですかね。ほどよい脂身といい感じ。しかし肉飯でその感動を味わった後なので、なんだかw 脂っこくないのですいすい食べられます。
f:id:watanabecook:20160515191140j:image煮玉子。このあみあみの模様なんだろう・・・。
f:id:watanabecook:20160515191134j:imageくぱあ。そこまでトロトロじゃないのも好印象。このくらいの黄身に、スープがしみ込むのがああ美味しい・・。
 
ということで、完飲。
このスープは一滴たりとも残せないっすね(´・ω・)
 
お店を出たら、13:45頃でした。
整理券を取る時間を除けば、45分ほどの滞在で味わうことが出来ました。
いやーこれならもっと通いたい。ああ通いたい。整理券だけがネックですね(;´・ω・)しかも嫁といきたいけど、一人1枚しか整理券受け取れないので、嫁も朝から連れてこなきゃいけないとか・・・ちょっとハードル高いなあ。
 
でもそのハードルを乗り越えて、必ず再訪したくなるような、そんなおいしさでした。ああまたいきたい。

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