【グルメ】飛鳥山公園で花見をするなら、すし屋のやすけで気軽にお寿司ランチなんぞいかが

北区随一の花見スポット 飛鳥山公園 

 東京都都内で花見の名所といえば、上野公園や目黒川が有名ですが、東京の北側に住んでいる人にとって馴染み深いのは、JR京浜東北線王子駅近くの飛鳥山公園ではないでしょうか。Wikipedia見ると、その由来は江戸時代までさかのぼるようです。
徳川吉宗享保の改革の一環として整備・造成を行った公園として知られる。吉宗の治世の当時、江戸近辺のの名所は寛永寺程度しかなく、花見の時期は風紀が乱れた。このため、庶民が安心して花見ができる場所を求めたという。開放時には、吉宗自ら飛鳥山に宴席を設け、名所としてアピールを行った。
・・・これって身もふたもない言い方をすると、「庶民のガス抜きのために遊べる場所を作った」ってことですよね。うーん、平和な江戸時代らしいガス抜き政策。それでこんな後世に残る名所が出来るってなんとも素敵。
 ガス抜き以外にも、桜の名所をつくる理由はあるみたいです。例えば、有名な目黒川。なぜ河沿いに桜が植えられているかというと、桜を植えておけば桜を見るために人がたくさん集まり、地面が踏み固められて堤防が決壊しにくくなる、みたいな説もあるみたいです。桜はいつの時代も愛されているからこそ、色々と利用されていたのですね。 →読み応えある記事 桜を植え、愛でてきた、江戸東京の伝統
 
↓ さて、飛鳥山公園の場所はこちら。京浜東北線が便利です。
 
 JR王子駅から近い、というか王子駅から降りると目の前が公園です。公園に直行するなら、南口から降りるとすぐに陸橋をわたって公園に入ることが出来ます。
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去年写した桜。 

 

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陸橋をわたるとすぐに桜が満開。妻の腹がでかい(懐妊してるだけです)
 

花見のお伴には、すし屋のやすけがオススメ

 さて、本題ですが、花見のお伴といったらお酒は何より、おいしい食事も楽しみたいもの。但し、王子駅には残念ながらデパートがなく、駅前には東武ストアがあるのみ。この東武ストアは、残念ながらいわゆる普通のスーパーマーケットですので、お菓子とかを買いこむにはいいと思いますが、あまり心躍るものが売っているわけではありません。
 
 そんなときに便利なのが、この「すし屋のやすけ」王子駅の中央口から歩いて1、2分のところにあります。目立たないお店なのですが、その中身は・・・

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手巻き寿司が安い!
ボリュームたっぷりのなっとう手巻きが120円だったり、明太子手巻きも190円! 
 
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 いくら手巻きもこのお値段。押し寿司も魅力的。
 
我が家は花見以外にも、普段使いでもお願いしています。だってお値ごろなんですもの。持ち帰るとこんな感じで包装してくれます。
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 この日買ったのは、わさびいなり(100円)と、かんぴょう巻き(140円)と、見えないけどあなきゅう巻き(200円)。合計540円なり。巻物どうしがくっつかないように、きちんとセロハンを置いてケアされてるのがうれしい。 

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 メニューはこんな感じ。それ以外にも店頭にいくと、季節の握りがあったりする。
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  さんまの季節はさんまの握りも。握り寿司は作りおきではなく、注文が入ったらその場で握ってくれる。
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  妻の分はバッテラ。押し寿司もこれで430円とリーズナブル。ここの押し寿司の酢飯は、持ち歩きを考えてか若干強めかも。
 
 お味ですが、店舗で作りたてのお寿司を提供してくれているので、スーパーとかに並ぶ寿司より断然おいしいです。ショーケースにないものでも、ちょっとだけ時間かかるけどその場でつくってくれます(あまり待たされる感覚ないです)。
 
 
 花見のお伴に、お寿司買ってきたよー!なんて手土産に持っていったら、きっとみんなのテンションを上げてくれること間違いなし。
 なお、花見の季節の土日はやたら混んだりするので、そこだけは覚悟していきましょう。
 

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 さーて、今年の桜はいつ咲くでしょう。去年はいなかったうちの息子(腹の中にはいた)と、楽しく花見に出かけたいものです。