【グルメ】栃尾の油揚げを好きすぎるので私も語る。揚げたてを食べられるお店のオススメも。
豆腐など豆製品好きは、この中にいませんか?
ちょっと語らせてください。
・・・ちょっと前にshi3z様が書いて記事がバズったじゃないかとか、そんなことはあるんですが、とにかく語らせてください。shi3z様は同郷の方なので、いつかお会いしてみたい・・・。
思い出すだけでよだれがでる(きたない)。佐野豆腐店の油揚げ。
語らせてほしい 故郷の油揚げのこと
昨年の5月にTV番組「月曜から夜更かし」で、マツコデラックスに絶賛された「栃尾の油揚げ」。
何を隠そう、私はこのあたりの地域出身で、小さいころからこの油揚げは日常的に食していました。高校を卒業し、大学入学とともに故郷は離れましたが、初めて親から送られてきた仕送りがクール便で、いぶかしげに中身を確認したところこの油揚げが10枚も入っていて「食べきれない・・・!」と困った思い出があるほどに、私の故郷ではソウルフードたる食べ物になっています。
決してハレの場で食べるものではなく、日常に食べるもの。
※ちなみに送られてきた油揚げは、自分が3枚ほど確保した後に、当時入っていた寮で飲み会の肴としてふるまわれました。
栃尾市は2006年に長岡市に合併され、今ではところどころにその地名を残すだけとなった、小さな小さな地方の町です。栃尾の町は雪深く、雪国の知恵として商店街の軒先をアーケードのようにせり出して、雪・雨の日でも快適に歩ける「雁木(がんぎ)」が有名な町で、最近ではこの雁木を歩く町おこしのイベントなども行われています。
雁木と栃尾の町並み of 栃尾観光協会 より拝借
この雁木の町並みは主に商店街で見られるのですが、商店街の中には当然油揚げ屋(多くは豆腐屋が販売していることが多い)もあって、なんと栃尾の町まで足を運べば(ハードル高い)、そこで製造している油揚げをその場で食べることが出来るのです!
私のオススメは「揚げたて」を佐野豆腐店で食べること
で、番組の中ではそこまで言及がなかったですが、この油揚げって実はお店ごとにかなりの味の違いがあるんですよね。油揚げの皮の厚さ、及びパリパリ具合、中の豆腐の充填具合(必ずしもみっちり詰まっているのがよいとも限らない。みっちり詰まりすぎているもの、それは厚揚げだ)、煮たときの崩れにくさ等・・・。
私の母親は用途に分けて使い分けていました。お味噌汁の具にするといき、煮物でぜんまいと一緒に煮るとき、そのまま食べるときなど・・・。
で、最もプリミティブで油揚げの美味しさをダイレクトに感じられるのは「(揚げたてを)そのまま食べる」です。
考えてもみてください。良質の菜種油でじっくり揚げられた油揚げ。外はパリッとしていて醤油をぴちぴちに跳ね返す、ツヤツヤの表面。中は豆腐の水分が程よく残り、噛みしめるたびにジューシーな豆汁(ってなんだろ)があふれ出る。それに鰹節とかネギとかかけちゃって、醤油と絡めて・・もう大変。あー食べたい。
しかも安い。大体1枚150円~で現地のお店なら食べられます。
で、そんな揚げたてを食べられるのは、shi3z様の記事にあるように道の駅で食べてもいいのですが、私が最もおいしいと思うのは、この雁木つくりの町の中にある「佐野豆腐店」なのです。
基本情報
名称:佐野豆腐店
所在地 (長岡市):栃尾旭町4-26
電話番号:0258-52-3600
店頭で揚げたてを食べられる目安:15時頃まで
営業時間:7:00~19:00
定休日:第1火曜日・第3日曜日
※ あぶらげ(油揚げ) of 栃尾観光協会 より抜粋
こんな感じで、雁木を歩くとみつけられる。
持ち帰りには常田豆腐店もオススメ
さて、揚げたてをその場で食べるのもいいのですが、家に持って帰って食べると色々楽しみが広がります。私はよく故郷の親戚から、油揚げを送ってもらいます。そんなときによく利用するのが「常田豆腐店」。
贈答用にもきちんと対応してくれるし、何よりその味わいがすばらしい。前述した佐野豆腐店より皮が若干分厚い感じがしてパリパリ感は軍配があがりますが、その分ジューシーでタフな味わいがするんです。
贈答で頼むと、こんな感じで送られてきます。
要冷蔵だからクール便で届く。
この記事読んで食べたくなった方は、こちらに電話したらいいとおもいます。